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夜職の確定申告、自分はいる?いらない?20万円と基礎控除で線が引かれています

お金のこと 2026年11月5日 約5分で読めます

「やったほうがいいよ」とだけ言われて、結局どうすればいいのか分からない。実は、必要かどうかは金額で線が引かれています。 まず自分がどちら側かを決めます。

さくら

確定申告って、しないといけないんですか? 周りに聞いても人によって答えが違って……。

ひめ先生

答えが分かれるのは、人によって答えが違うからにゃ。働き方と金額の2つで決まるよ。

まず、自分がどちらか決めます

お店から受け取るお金の扱いには、給与と報酬の2つがあります。明細の書き方が違うので、そこで見分けます。

給与報酬
明細の名前給料・給与報酬・業務委託料
引かれ方源泉所得税(扶養の届出で変わる)10.21%(国税庁 No.2807)
年末調整お店がしてくれることがあるない
住民税給与から天引きが原則自分で納める形を選べる

どちらか分からないときは、お店に「給与ですか、報酬ですか」と聞くのがいちばん早いです。

給与の人:20万円が線です

国税庁は、給与を受け取っている人で確定申告が必要になる場合をこう定めています。

申告が必要になる主なもの

逆に言えば、給与が1か所で、ほかの所得が20万円以下なら、所得税の確定申告は要りません。

ひめ先生

ただし、ここには続きがあるにゃ。

「20万円以下なら何もしなくていい」ではありません

20万円以下で申告不要なのは、所得税の話です。住民税には、この20万円の決まりがありません。所得税の確定申告をしない場合、住民税の申告が別に必要になることがあります。

さくら

じゃあ結局、何かしないといけないんですね……。

ひめ先生

申告したほうが戻ることも多いにゃ。報酬で10.21%引かれていたら、それは前払い。1年分を計算し直して、払いすぎていれば返ってくるよ。

報酬の人:基礎控除の額が目安です

お店から報酬として受け取っている場合、給与所得者の20万円の話は当てはまりません。収入から経費を引いた所得が、基礎控除の額を超えるかどうかが目安になります。

年分基礎控除(合計所得132万円以下)
令和6年分以前48万円
令和7年分95万円
令和8年分(今年)104万円

国税庁 No.1199 より。令和8年分の規定は令和8年12月1日に施行され、令和8年分から適用されます。

この数字はここ2年で大きく動いています。 去年の感覚で判断しないでください。

引かれた10.21%は、戻ることがあります

報酬から引かれる源泉徴収は、税金の前払いです。1年分をまとめて計算した税額より多く引かれていれば、差額が返ってきます。

戻りやすいのはこういう人

ひめ先生

返ってくる場合の申告は、しなくてもいいけど、しないと損にゃ。

いま、やっておくこと

  1. お店からのお金が給与か報酬かを確かめる
  2. 毎月の明細を残す(写真でよい)。引かれた源泉徴収の合計が必要になります
  3. 仕事のために使ったお金の領収書を残す
  4. 年が明けたら、1年分の収入と引かれた額を合計する

いちばん多い失敗は、明細をなくすことです。金額が分からないと、戻るはずのお金も計算できません。

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