思っていた額と違う。でも、どこを見ればいいか分からない。 引かれ方には型があって、順番に当てていけば必ず原因に当たります。
ここを取り違えている人がとても多いです。 雑費(お店に引かれるお金)は、売上ではなくバックに掛かります。
売上100万円でも、バックが20万円なら、「20%の雑費」は20万円に掛かって4万円です。 売上に掛けて20万円だと思っていると、数字が合わなくなります。
| 決まり方 | 計算 | バック20万円なら |
|---|---|---|
| なし | 引かれない | 0円 |
| ◯% | バック × ◯% | 20%なら4万円 |
| ◯円(固定) | バックがいくらでも同じ額 | 3万円なら3万円 |
| ◯円 + ◯% | 固定額 + バック × ◯% | 1万円+10%なら3万円 |
| ◯円以上で◯% | バックが境目以上のときだけ ◯% 届かなければ0円 | 10万円以上で20%なら4万円 |
| 本数で変わる | 接客の本数が境目以上なら高いほう 低いほう/高いほうの2段 | 本数しだい |
お店によって、この組み合わせや呼び方が違います。
この方式だけ、他と性質が違います。境目を1円でも超えた瞬間に、全額に対して率が掛かります。 少しずつ増えるのではなく、いきなり落ちます。
10万円以上で20%、というお店の場合
1円多く売ったせいで、手取りが19,999円減ります。 月末に「あと少しで10万」というとき、この段差の手前か先かで結果がまるで変わります。
自分のお店がこの方式なら、境目の金額を必ず聞いておいてください。 知らないまま働くと、頑張った月ほど手取りが下がるということが起こります。
接客の本数で雑費の額が変わる方式です。 本数が0の日は引かれません。出勤していない日に雑費が立っていたら、それは計算の間違いです。
上から順に当てていくと、たいていどこかで止まります。
掛け持ちしている人は、お店ごとに条件が違うので必ず分けて計算してください。 同じ売上でも、お店が違えば手取りは変わります。まとめて足すと、どこがずれたか分からなくなります。
責める形にすると、お互いに面倒になります。確認のお願いとして聞くのが早いです。
「今月の明細で、雑費の計算だけ教えていただけますか。バックの合計と、何%か(または何円か)を知りたいです。」
これで答えが返ってこない、または毎月変わるようなら、自分の側で記録を残しておくしかありません。